トヨタサブスクモデルの苦戦
本日はこちら。
トヨタのサブスクモデル
なかなか苦戦を強いられているようです。
ではなぜあまりうまくいっていないのでしょうか?
①商材とビジネスモデルの不一致
サブスクモデルは利用回数・頻度を問わず定額を支払うことでその商品を利用できることです。
上司の言葉を借りるならば、長期的にサービス向上のために
内容をアップデートできる内容でなければなりません。
そのように考えた場合、車という商材はそもそもサブスクモデルとの相性はよくないといえるでしょう。
②ターゲット設定
本サービスのターゲットは3年間で多種多様な車に乗りたいと思う顧客、というふうに述べています。
参照:
https://response.jp/article/2019/02/13/319079.html
そういった顧客はそもそもマスなのでしょうか?
また仮にターゲットが存在するとして、3年間で6台しかのることができないこのモデルは本当に多種多様な車に乗れるといえるのでしょうか?
ターゲット設定の甘さとそのニーズを満たすだけのサービス内容になっていないように思えます。
③競合サービス
同じようなサービスは存在しないようですが
保有の場合、新車市場や中古市場。
一時的な利用の場合、カーシェア市場やレンタカー市場など
車を利用するにあたっては細かいニーズにわかれた市場・サービスが存在しており、
本サービスへのスイッチは基本的にはないかなと。
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以上の理由からなかなかしんどいビジネスモデルかなぁと思っています。
引き続きみていきたいと思います。