marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

気軽に声をかけあえる世の中に

つい先日、駅の階段を登っていると
おばあちゃんが重そうに荷物をもって登っていました。

近くにエレベーターなどはなさそうのため
荷物をもってあげましたが、驚いたのは周りの方々がおばあちゃんを避けるような形で歩いていたことです。

その時ふと、かつてアメリカに旅行にいったとき
いたって健康な私でしたが、重そうな荷物を階段でもっていると周りの方が手伝ってくれました。

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自分が親切だ、だとかアメリカは優しいということを主張したいわけではなく
なぜ日本ではそういった足腰の悪い方や手助けを求めている人に対する声がけが少ないのでしょうか?


もちろん、ハード面の整備も必要不可欠だとは思いますが
案外ソフト面で解決できるのも多いのでは感じました。

ソフト面でのハードルは大きく分けて4つ。
・手助けする側/される側
・精神的/技術的なハードル
それぞれの掛け合わせによるハードルがあるように思います。

手助けされる側×精神的なハードル:知らない人に頼りづらい

一度は経験あるかと思いますが、手伝おうと声かけたところ断られるというパターン。
そもそも日本人は特性上頼りにくい人種なのでしょうかね…?

断られるとどこか寂しいしき恥ずかしい…そんな経験が一度あると、以後声掛けに対して前向きにできない可能があります。

手助けされる側×技術的なハードル:サービスがしっかりしている分、周りの人への頼る手段が少ない

電車への利用や店内の移動などサービスを利用する場合は従業員がそれなりにサポートしていくれる場合があります。
その分、サービス外の場合、周りの人への頼る手段などが声掛ける以外なく、結果向こうから声掛けがないと手助けをお願いできないような環境があります。

手助けする側×精神的なハードル:手助け周りの目がきになる

友人に上記内容を話したとき「偽善者に見られそうで嫌だ」という意見が。
いい事をしているのに、それを純粋な気持ちで受け入れない/受け入れられないと思うとそもそもそういった行動ができなるなる可能性があります。

手助けする側×技術的なハードル:そもそも手伝い方を知らない

今回のような件だと単純に荷物をもってあげればよいですが
例えば障がいをもったかたなどの手助けの仕方をわからず、声掛けに躊躇するということもあるかと思います。




現在はラグビーワールドカップが盛り上げっていますが
来年はいよいよ東京オリンピックパラリンピックがあります。
そのため日頃いるような年配の方のほかに、不自由な方も多く東京にいらっしゃいます。

④そもそも手伝い方を知らない
に関しては、日本財団などが体験会やレクチャー会を実施しているとのこと。

www.parasapo.tokyo