なぜTポイントカード離れが加速するのか
(いまさら感も少しありますが)
Tポイントカードの利用を停止すると発表したファミリーマート。
記事には他ポイントカードの利用ができない点が述べられていましたが
そもそも消費者がTポイントカードの利用に魅力を感じなくなってしまっているのでは?
というのが個人的な考えです。
カードを出すという行動そのものがハードルとなり得る
当たり前ですがカードを利用するには、財布から「Tポイントカード」を出す必要があります。
この何気ないひと手間はお客さんの利用にあたってハードルであり、
その積み重ねはいずれ大きなペインとなる可能性があります。
手間の割にポイントがたまった感がない
最初のハードルである「都度カードを出してポイントを貯める」という行動にうつったとして
思ったよりも「貯まっていない」感覚があるのではないかなと思います。
というのもTポイントカードの提携先企業は多岐にわたる一方
消費者がよく目にする企業でいうとガストを始めとした飲食店やドラッグストア等、単価として大きいものではありません。
そのため高頻度で使っている一方で実際のポイント額としてはたまりにくい印象があります。
ポイントの使い方がワンパターン
①ハードルを超えてポイントカードを利用し
②ポイントを貯めたとして、
結局使う旨味が端数合わせでの利用等など…結局労力に見合うだけの内容にはなっていないのが現実。
結果利用しなくなるとどんどんカードとしての魅力がなくなり、加盟店も減っていくのではないかと思います。
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以上のように考えているため
・カードを出すという手間なくたまるもの:キャリアの支払い時に貯まるポイント、交通料金のオートチャージ連動型ポイント
・ポイントの有効活用:ポイントを活用した投資
などは消費者側からすると利用しやすいポイントカードではないか思っております。
(個人的には貯まったポイントを好きなアイドルに投げ銭のような形で投げられるのはありだなぁとおもったり。)
それではまた