商品特性に合わせた販促活動【美容家電】
おはようございます。marieです。
商品特性に合わせた販促活動について考えたいと思います。
美容家電という新しいカテゴリー
2005年にパナソニックが発売した「ナノケア」は
美容家電に拍車をかけました。
今までは髪の毛を乾かすだけだったドライヤーに
「乾かすことでケアも行う」という新しい軸が生まれ、ナノケアは爆発的なヒットとなりました。
現在の美容家電
それから3年、メーカー各社から美容家電が売られ
認知は広がった一方、美容家電内で飽和状態が起こっています。
美容家電の特徴として重要なのが「使用感」
使い心地や効果を、きちんと説明する必要があります。
パナソニックの美容家電専門店
パナソニックが出店するサロン。
常設店にはリスクはありますが、消費者・企業側それぞれにとって価値があると思います。
消費者:実際と同様な使用感を味わえる
大手家電量販店では店内が混雑していたり、仕切りがないため
中々すっぴんになって利用することなどが厳しく、腕などで試すことがほとんどです。
しかし、このサロンではゆったりとした空間の中で
美容家電の説明を受けることができます。
そのうえ、メイク道具もそろっているので
出先だとしてもすっぴんとなり、実際に使用するのと同様の環境で試すことができます。
企業:高級感というブランドイメージの差別化
さらに、銀座の常設店舗のため
ゆったりとゴージャスな雰囲気で美容家電を体験することができます。
そのため、他の美容家電とは異なる”高級感”というブランドイメージを
消費者にうえつけることができます。
セミナーの定期開催により、定期的な利用促進
最上階にはセミナー会場が用意されています。
このことで、一度買っただけで終わらず、定期的に足を運んでもらうよう働きかけることができます。
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美容家電の販促とともに、ブランドイメージの構築にもつながっているサロン型の出店は
商品特性にうまく合った販促方法だと思いました。
それではまた!