年代×カスタマージャーニーによる協業メリット
おはようございます。marieです。
協業について
互いの持っている資産を掛け合わせることで、相乗効果を生むことを目的に
協業することは度々あります。
それは同業、異業種どちらとも起こりえます。
ポイントは顧客をどうセグメントし、動線に組み込むか
協業のメリットを最大化させるため、
顧客のセグメントとそのセグメントをどう動線に組み込むべきか
ということを考えます。
同業社同士の協業のメリットは
「セグメントが重ならず、かつお互いの強みが重ならないこと」が重要だと考えます。
この例に当てはまるのが、「資生堂×アイスタイル」の協業です。
資生堂/アットコスメと協業、体験型美容WEBメディア展開(2018.06.28)|流通ニュース
アイスタイルは、@コスメという化粧品のNo.1口コミサイトです。
一方資生堂は、言わずもがな日本を代表する化粧品メーカーです。
それぞれの得意分野を世代別(20代、30代、40代、50代)、カスタマージャーニー(認知、ニーズ喚起、情報収集、来店、購入)ごとに考えると
アイスタイルは、20~30代×情報収集が強いです。ただ、来店や購入などは多店舗で行われることが多いです。
一方資生堂は、30代~50代×来店、購買が強いです。ただ、20代など若年層へのアプローチが弱いです。
協業のメリット
両者は協業することによって、メイク動画などを提供するメディアや実店舗での参加型イベントの実施を計画しています。
このことは両者の強みを生かした内容になっています。
メディアに関しては、アイスタイルのノウハウや、直接的な送客を行うことで、20代へのデジタル上のアプローチを行うことができます。このことで20代への接点をより多くもてます。
また、@cosme実店舗での参加型イベントは、@cosmeの購入プロセスを強化する働きがあります。
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それぞれの強みを生かし、苦手な部分を補うということができており
協業のメリットが最大限となるように思えました。
それではまた