marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

サブスクモデルがうまくはまるサービスとは?

SpotifyNetflixが有名ですが
現在日本にも様々なサブスクサービスが溢れかえっています。

そんな中つい先日も
日本初の「自動販売機」のサブスクサービスができたとのこと。

www.fnn.jp


サブスクのビジネスモデルは
固定費化することで、都度購入するよりも結果として○円安い…というお得さが一番のメリットとなります。
とはいえそれだけのメリットだけでは消費者に浸透はしません。

価格の他にも顧客にとって何かかしらのメリットがなくてはならないでしょう。
それらメリットが合わさることでよりサブスクモデルが効果的となります。

購入の工数を圧倒的に省くことができるもの

購入するのにかかる手間を省くことができることは
大きなメリットの1つです。
その例として挙げられるのが冒頭にもあげたNetflixになります。

今までだと都度DVDを購入していたか、あるいはレンタルで借りるかして見ていた映画やテレビ番組を
家から出ずに手持ちのデバイスで完結できる手軽さは料金以上のメリットがあるといえます。



獲得するものに工数がかかるものに関しては、極力その手間を省く必要があります。
例えばカフェなどのサブスク。
1店舗でしか行わないとそこに通う必要性がありますが、それでは結局手間がかかってしまい、結果としてサブスクの良さを活かしきれない可能性があります。
やるのであれば、店舗数の多いチェーン店だとがより効果的だといえます。

廃棄コストがかかるもの

飽きてしまって使わなくなってしまった…
購入した場合、買った手前なかなか捨てきれず保存にも場所をとる。どんどん荷物が増える…といった悪循環となります。

最近はメルカリ等売り出す手間も前より省けたものの、それでも配送手続きなどの手間がかかります。

何より廃棄コストにかかる際たるものは家具。
引っ越しする度にお金を出して捨てたり、新しい部屋にもっていっても雰囲気にあっていなかったりで気分が下がる…経験あるかと思います。

CLASは家具のサブスクサービスとなりますが
廃棄コストを考えずに利用することは費用以上に大きなメリットがあるかといえます。

空間自体にコミュニティとしての価値があるもの

最後は少し毛色が違いますが…
1つ目で「購入の工数を圧倒的に省くことができるもの」と記載しましたが
その空間に行くこと自体に価値がある場合、より定期的に伺うためサブスクとの相乗効果が期待できるといえます。

https://6curry.com

6curryは月額制のカレー屋になります。
それではただのお得なカレー屋になりますが、大きな特徴なのは「紹介制」だということ。
紹介制のため似たようなコミュニティの人が所属することで、料理以上にコミュニティに価値が生まれます。
また、会員には自らが店長となる権利を得られます。

このように「あそこにいけば知り合いがいる」「自分もコミュニティに所属することで一緒に作り上げる」ということは
より頻繁に利用する意識付けとなるため、定額制サービスがより活きるといえます。


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もちろん上記内容を満たすからといって
必ずしもサブスクサービスが流行るわけではないですが…
ただサブスクモデルを活用するだけでは、そんなにうまくいかないのではないでしょうか?