marie.メモ

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ブランド拡張ーセカンドラインの展開

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改めて久保田のラインナップの多さにびっくりしました。
そのため改めてブランド拡張に関し考えてみたいと思いました。

ライン拡張

「ブランド拡張」のうち、同じカテゴリー内で展開する「ライン拡張」といいます。

ライン拡張の展開方法はいくつかあり
例えば

①味の種類:いろはす。ノーマルからもも、ぶどう等
②ターゲット(≒価格帯)ごとの展開:今回の例でいう久保田。あとはBEAMS・など
③形態の種類:ミルキー(キャンディ)、ミルキークリームのシュークリーム
④PB:セブンイレブンのモナカ・カレー・角煮…※ライン拡張と言い切れないですが、元ブランドの影響を少なからずうけている(例:本もとのセブンイレブンを元ブランドとしたときに、「セブンの新作PBは美味しいはず。」と思う)ことをブランド拡張とするならば、一種のライン拡張と言えるのではないでしょうか?
などにわけることができます。
(もっと分け方があるかもしれませんが、とりあえず現時点で思いつくのをわけました。)

カテゴリー拡張

もう1つがカテゴリー拡張。こちらは違うカテゴリーに展開するにあたって、既存ブランドを拡張することをいい
代表的なのは楽天楽天市場楽天トラベル、楽天モバイル等…)が挙げられるでしょう。

ブランド拡張のメリット・デメリット

ブランド拡張は基本的には
元ブランドの認知度を利用できる点が大きく
結果、広告宣伝費を新規のものよりも効果的に活用できるメリットがあります。

一方、拡張したブランドで何かしら問題があった場合
既存ブランドのイメージが毀損され、結果既存ブランドの顧客が離反してしまいます。

特にこの影響を受けやすいのが
ハイブランド商品になります。つまり、既存ブランドの商品はもちろんですが、そのブランド自体に価値を感じるような
ロイヤリティの高い顧客がついているような商品になります。

例えばアパレルでいうとバーバリーセカンドラインは「ブルーレーベル」はバーバリーの名前が一切入っていない。
化粧品だと資生堂などが有名である。資生堂は姉妹ブランドとしてプチプラのエテュセなどを展開しているが、一切資生堂という文字は入っていないです。

ブランドイメージを大事にするのは女性?

ブランドイメージを大事にするべきはハイブランド×嗜好品
という考え方をしていたのですが。

ここでふと。
冒頭例としてあげた久保田やワインなどは、ファーストラベル・セカンドラベルと同じブランドで価格帯が異なるラインに展開されています。
一方先程例をあげたバーバリーや化粧品など、ブランドを独立させる傾向があります。(もちろん全てではないですが)

こう考えると同じ嗜好品のなかでも、特に女性はブランドそのものの価値などを気にしやすいのかな?と思いました。

とはいえ女性というくくりでわけるにはあまりにも雑であるとも思うため
別途考察したいと思います。