marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

ニトリはなぜアパレルブランド「N+」と展開したのか

ニトリがアパレルブランドを展開
ユニクロでさえ売上減少し苦戦をしている衣料品に展開したのでしょうか?

shogyokai.jp

シナジー効果

現時点で使用しているカーテンやシーツといった布を加工する技術の
延長線上で可能であり
技術面・設備面でのシナジー性が高いからと考えられる。

②既存店舗への相性

地方店舗:家具
都心部店舗:日用雑貨

いずれも「店舗に赴くこと」が前提となっているニトリ
家具は以前として実物を見て決めるという動きが大きいです。
※値段が大きく、返品・交換・買い替えのコストが高いため、顧客はより慎重に商品を選ぶ傾向がある。

この「お客さん来店して商品を見る」という機会・場があるだけで、
他アパレル業界とは大きな違いが存在します。
アパレル企業の課題である
・【路面店】いかに店舗にきてもらうのか
・【ECサイト】いかに認知度を高めるのか
以上2点はどちらも解決しているといえます。


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ただ実際問題、ニトリに衣料品があったらお客さんは買うでしょうか。。?
答えでいうと現時点ではNOだと思います。
家具としてのイメージが強すぎるニトリ
衣料品を出したところで「ニトリで服を買うのはちょっとダサい・・」と思われかねません。(私なら買いません)

そこで、まず別ブランド「N+」として
ニトリ以外の店舗に出店。あたかも一アパレルブランドとして売り出し
その認知度が一定数高まった上で
ニトリに出店するのではないか。と現時点の動きは考えられます。


ただ以上の流れだと結局は
既存アパレル企業の「いかい店舗にきてもらうのか」という点が課題であり
今の動きのままだと厳しいのではないかと個人的には思っています。