marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

ワークマン絶好調

少し体調崩しておりました…。
気を引き締め土日分挽回していきます!


さて、肌寒い季節となり防寒商品が人気となっており
すでにユニクロヒートテック毛布が即完と話題になっています。
そんな中話題となっているのが「ワークマン」。

既存点売上が24期連続前年度超え
国内店舗数はユニクロ超え、時価総額も2年前と比較し3倍以上(マクドナルド超え)とうなぎのぼりです。

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元々プロ向け作業服などを販売していたワークマンですが
なぜこのように好調を維持しているのでしょうか。

①商品特性とマッチしたビジネスモデル

ワークマンのビジネスモデルとして有名なのが
「善意型SCM」と呼ばれているビジネスモデル。
内容としては、通常ワークマン側から工場へと発注数を指定するところ
ワークマンは売上予測のデータを工場側にわたし、発注数は工場側に決定させるというものです。

上記のように行う狙いとして、工場側に生産スケジュールを踏まえた上で製造させることで
閑散期に生産を行えるようにします。
結果低価格で商品を生産することができます。

これは流行り物であるアパレルではまず考えられないビジネスモデルであり
作業服といった流行ものでない商品特性上行えるといえます。




とはいえ、
いくら善意型、といっても工場側に決定権がある以上
「高く/多く買わされてしまうのでは?」という不安要素はありますが
そこは複数工場と契約することで価格競争を行わせることで一方的に不利な立場になることを防いでいるようです。

これらは店舗数が多くなることで
ワークマン自体のちからが強くなったことでより働く力ともいえるでしょう。

このように商品特性とマッチしたビジネスモデルとして非常に強固となります。

②積極的な商品開発

元々プロ向け製品というニッチなカテゴリで高いシェアを誇っていたワークマンですが
近年は一般向け製品を「ワークマンプラス」というブランドにて展開を行っています。

アウトドア業界は先日の記事でも述べたように成長市場であるため見込みも高いでしょう。

元々ワークマン店舗内でトライアル販売を行っていたようですが
売れる目処がついたところで一般向け商品に絞った店舗を展開しているようです。

③盤石な社内文化

優れたビジネスモデルに商品と強さを見せるワークマンですが
結局は人の部分も大きいでしょう。

www.nikkei.com


会社として何を大事にするのか
そういった姿勢を社長から示している点は前向きな社内文化を醸成するうえで必要不可欠といえるでしょう。


今後もワークマンの動きをみていきたいです。