marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

全体最適かローカライズか

バチェラー3、なんだか盛り上がっていますね。
からきし興味はなかった分野でしたが、盛り上がっているので見てみました。
非常にSNSとの相性がよいコンテンツなんだなぁと改めて実感。
その話は後日話しましょう。

さて。
私はNetflix・AmazonPrimeに登録をしているのですが
配信するコンテンツの戦略が大きく違うなぁという印象です。
その論点は「各地域にローカライズするべきかどうか」という観点。

これはそもそも発端としているビジネスモデルの違いから生まれるものだと思います。

鍵となるのはオリジナル作品

映像系のサブスクサービスは他にもHuluなど様々あります。
その中で差別化していくには①価格競争②オリジナルコンテンツの充実といった戦略が考えられますが
①はどこまでいっても限界があるため、各社②の方向で進めています。

全体最適Netflix

Netflixは150億ドル(1.6兆円)もの金額をオリジナルの制作費にあてていると報じられています。
有名所でいうとストレンジャー・シングスやこんまりなど。

Netflixはほかにはない面白い作品を続けることを差別化要素と考えており
だからこそオリジナル作品は国ごとにローカライズせずに全地域で見れるものとなっております。
ゆえに多額の費用をかけられるというメリットもあります。

ローカライズAmazon

一方AmazonPrimeのオリジナル作品は
バチェラー・ジャパンや松本人志企画のドキュメンタルなどかなりローカライズに力を入れています。

これはもちろん作品自体に魅力を感じる点ということが大きいですが
それにはAmazonの根本的な考え方に共通するところがあると思います。

Amazonはご存知の通りECサイトではありますが
各地域に倉庫をつくり、物流含めどんどんその地域に順応するよう投資をします。
その中での会員向けサービスとしてAmazonPrimeという位置づけですが
そういった背景もあって、配信するオリジナル作品自体にもローカライズを意識しているのではないでしょうか。

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ビジネスにはストーリーがあるはずで
一貫性をもったビジネスストーリーを描けるほどより強いビジネスモデルになると思うので
ストーリーは常日頃意識していきたいです。