コンビニの既存デリバリーサービス活用は吉と出るか凶と出るか
デリバリーサービスの流行
食品宅配市場規模は、現在2兆超と言われており、年々拡大傾向にある。(参照:
https://www.ryutsuu.biz/ec/l071836.html)
一方従来からある生協の宅配サービスや各社ネットスーパー、ECサイトの発達など
食品に限らず日用品の宅配も発達となっている。
そんな中コンビニがウーバーイーツを活用した宅配サービスを実施するとのこと。
個人的には宅配プラットフォームを活用するのは吉であると思います。
初期投資が抑えられる
圧倒的に初期投資が抑えられる点が良いです。
ただでさえ人材確保が課題となっているコンビニ業界で配送サービスに耐えうるだけの人材を抑えることは容易ではありません。
また配送に関する教育コストもかかります。
既存プラットフォームを活用することで、
そういった採用費・教育費等諸々の設備投資を抑えられる点は非常に優秀であるといえます。
需要が不明確
初期投資が少ない分、実験的に始めることができる点がメリットであると言えます。
コンビニの利点でいえば
・店舗数が多い
・”いつでも”開いている
・品数が多い
など、スーパーマーケットにはない良さはもちろんあります。
とはいえデリバリーサービスは飲食はもちろん、日用品に関しても
各社小売企業が取り組んでいる点であります。(ダイエーネットスーパー等。ECサイトとしてはAmazon等
普通に考えれば
飲食は既存飲食店で、日用品はアマゾンで注文という行動が普通であるかと思います。
例えば
・コンビニで手にはいり、かつ緊急時でほしい(Amazon Prime NOWよりも緊急時。でも自分でかいにいく時間はない)
・スーパーが営業していない深夜に郵送してほしい
など利用シーンは考えられますが、それがコストを割くだけの需要があるかというまだまだ不明確です。
これら理由のもと、初期段階に既存プラットフォームを活用したうえチャネル開発を行うことはリスクが少ない良いように思えます。