百貨店不況といわれる現代
百貨店の閉店が跡を絶たない。
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なぜここまで百貨店の立場が難しくなっているのでしょうか?
単純な品数の多さによる品揃えではECサイトにかなわない
すぐ思いつく内容としてECサイトの台頭が挙げられるが
百貨店の場合、もともと品数の多さによる差別化が行われてきた。
ただしそういった品数はECサイトの強さが際立つところであるため
百貨店ならではの良さが活きていないと考えられる。
コアターゲットの客層が減少
自分自身もそうだが、あまりブランドなどに興味はなく
いわゆる百貨店が取り扱うようなグレードの高い商品を好む客層が減少していることが考えられる。
以上の理由から
厳しい状況が続いている百貨店だが、一方で下記のような対応策をとっている百貨店も存在する。
飲食店の充実
百貨店に限らずだが
商業施設はアパレル関連から飲食関連の充実化をはかるお店が増えている。
食は「食べる」という行為そのものがあるため
集客としての効果が高い。
外商の強化
百貨店ならではといえるのが、富裕層に向けた外商サービスである。
百貨店は高価な商品を扱う分、接客力に関しては他商業施設よりも高い。
その点が活きるのがよりきめ細やかな配慮が必要な富裕層向けの外商サービスである。
そのため、受け入れ体制の充実など外商サービスの強化は今後百貨店の行動を担う上でも重要のように思える。
実際西武池袋は受け入れ体制の強化をはかっている。
百貨店含め、商業施設全体として
不況と言われている時代だが、まだまだ戦い方はあるはず。
その点について後日また考察できればと思います。