marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

旭川を救いたい①

年末年始は地元旭川には帰らず関東にて過ごしています。
(飛行機代が洒落にならないため…)

そういえば旭川の観光としてのポテンシャルって
いかほど?と思いまして、調べてみました。
都市部への人口集中と過疎化がとまりません。

旭川の基礎情報

旭川は北海道の真ん中に位置する北海道第2の都市です。
人口約30万人。ちなみに札幌は195万人なので、第2の都市(笑)ともいわれています。

飛行機は旭川空港があり、
・国内線:羽田空港との往復便が1日7本、名古屋との往復が1本
・国外線:台北との往復が1本
あります。

鉄道は旭川駅があり、全道各方面への乗り換え口としても機能しています。

観光資源は
旭山動物園
旭川ラーメン
・盆地のため四方が山々。とくに旭岳は北海道最高峰で日本の百名山の1つ
・2月に開催する「冬まつり」。札幌「雪まつり」は有名ですが、その旭川Verです

といったところでしょうか。

総じて
観光地や自然、アクセスの良さなど一通りは網羅しているのが現状です。

観光人数の減少

ただ実態としては観光人数は減少しています。
正確にいうと、H19(2007年)をピークに減少傾向があります。

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参照:
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/700/701/705/d055229.html
※なお詳細な数字がH24までしかわからなかったため
H30との比較対象にはH24を使用

とりわけどの層が減少しているかというと
減少している層は主に道内観光客が減少しています。

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では減少要因は何なのでしょうか?
減少はしてますが、正しくはH19年前後が異常だった
つまり一時的に市場が拡大したもののそれが落ち着いたという見方が正しいでしょう。

旭山動物園ブームの落ち着き

そのブームを引き起こしたのが「旭山動物園」です。
旭川を全国区にしたのは動物園のおかげでしょう。
(これにより地元を名乗っても「旭”川”動物園でしょ?」と言われることが増えました。旭山なのですが)

まさに旭山動物園ブームのピークがH19。
年間来場者数が300万人と住人の約10倍もの人がきていたと思うとびっくりです。
特に旭川は北海道の中心部にも位置しアクセスもよいため
道外観光客はもちろん、道内日帰り客も多く来場したことがそのまま旭川の観光客増加に影響を与えたのでしょう。

H14:67万人
H16:149万人
H19:300万人
H24:160万人
H29:130万人

②訪日外国人の増加

ちなみにブームが去っても
ブーム以前と同水準に落ちない理由は①道外観光客②訪日外国人の増加
が挙げられるでしょう。

とりわけ訪日外国人の観光入れ込み数は北海道全体で年間300万人ほど増えています。



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課題感と今後の方向性について
次記事で述べたいと思います。