旭川を救いたい②
さて前記事にて減少要因についてファクトをもとに整理しました。
内容としては動物園ブームが落ち着いたからというシンプルなものかと思います。
それを抜きにすると、訪日外国人も増えていますし順調かもしれません。
一方で地元民として課題を感じることがあります。
それは中途半端な設計、観光・商業施設どちらにも振り切れていない点です。
①打ち出し方が旭山動物園一本足
ご存知の通り旭川はほぼ旭山動物園に頼ってしまっているのが現状です。
(空港のベルトコンベアーもあざらしやペンギンが回っており、動物園仕様になっています。)
まぁこれはこれでかわいいですが。(笑)
とはいえ、やはり依存が高くなればなるほどリスク分散ができず
外部要因としてもろに影響をうけやすいです。
②宿泊客の少なさ
参照:
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/700/701/705/d055229.html
旭川、昔から課題となっているのですが
日帰り・通過人数の多さが8割以上と多いです。(H24年にいたっては9割)
旭山動物園の際も際立って増えたのは日帰り客です。
例年は訪日客が増えたため日帰り客の割合は減っていますが
宿泊されるのは駅前のビジネスホテル。
旅費の約3割は占めると言われている宿泊費が落ちないの大きな課題の1つでしょう。
参照:
http://jrc.jalan.net/wp-content/uploads/2018/07/a0c6d70103723f2c867e6d43e4361b88.pdf