slackの電車広告利用
ここ最近地下鉄の交通広告で「slack」の交通広告を見る機会が多くなりました。
一般的にはtoC商品・サービスの交通広告が多いですが、
slackといえば社内チャットツールの会社のため、toB企業の交通広告ということになります。
今までもリスティング広告などは行っていたSlack。
なぜ、交通広告を「いま」行っているのでしょうか?
理由としては
①テレワークとの相性が良い
②認知度を高め、利用者拡大
以上2点が理由に挙げられると思います。
①ニーズの高まり
日本は言わずもがな人口減少の一途をたどっています。
そのため各企業は「働き方改革」を進めており、従業員一人あたりの生産性向上が至上命題となっています。
生産性向上と一言にいっても様々ありますが
「リモートワーク」など直接対面しない形での働き方の増加が1ついえます。
そうなると課題に上がるのが「社内コミュニケーション」の見直しになります。
直接対面しない場合、必然的にコミュニケーション量が少なくなります。
ともするとそういったコミュニケーション不足を埋めるため、円滑な連絡手段が必要となります。
記事ではWeb会議の需要増が挙げられていますが
チャットの活用も1つ考えられるでしょう。
チャットに関しては国内の導入企業もまだ少ないため、検討余地が多く残る範囲といえるでしょう。
参照:
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd144220.html
②”一般ユーザー”の認知度を高め、利用者拡大
ニーズが高まることで利用拡大に繋がりますが
チャットツールはSlack含めChatWorkやLINEWORKS等
参入障壁も小さいため、多くのサービスがあります。
Slackは元々IT界隈では一般ユーザーではまだ浸透していないといえるでしょう。
いわゆる日本企業への導入を広げるためには
IT界隈のみならず、一般ユーザーへの認知度を高める必要があります。
導入検討の軸に入ることも重要ですし、導入した際の浸透率にも認知度は大きく影響を及ぼしうるからです。
①の外部要因的にニーズが高まっていることも相まり
裾を広げるためにも、今回広告の投資、特に一般ユーザーふくめ多くの認知を確保できる
電車広告を利用したのではないでしょうか。