marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

横浜Fマリノスと川崎フロンターレ戦行ってきました①

昨日横浜Fマリノス川崎フロンターレ戦@等々力スタジアム
を観戦してきました。

スポーツは「する」「見る」「させる」という観点があり
させる観点は、オリンピックに伴い追い風となっているスポーツビジネスといえます。

「させる」観点で昨日の試合を振り返ったときに
正直しんどいなといくつかあったので、その振り返りをできればと思います。

①チケット

スポーツビジネスで大きな収益源となるチケット。
昨日は人気のカード+終盤戦ということで約23000人の会場が満席となっていました。
(そもそも23000人しか収容できないのは、人気チームであるフロンターレのホームスタジアムとしてはかなりしんどいですが…)

f:id:fujimuramarie0421:20191201092429p:plain

f:id:fujimuramarie0421:20191201092506p:plain

参照:
https://www.frontale.co.jp/tickets/tickets_guide/

最高値が6000円、最低値が2300円と約3倍の価格差があります。
問題なのはその価格差に見合うシート設定になっていないということ。

高値を払わせるにはそれなりのグレード差を設けるべきです。(≒差別要素をつくるべき)
そうでなければ高いお金を払わせることに顧客が納得できないからです。

ただ実際スタジアムに行ってみるとSSS指定席以外、全てクッションなしシートとなっており
・見える位置
・グランドへの近さ
しか差別化要素がありません。これでは値付けの差に見合う内容になっていないと言えるでしょう。

②観戦環境

観戦環境もかなりイマイチでした。
2年前に改修工事をしたものの
・ドリンクフォルダーすらない座席
・フード購入場所の少なさ
・小さいスクリーン×2箇所
・トイレの少なさ
・現金しか使えないフード購入場所あり
・飲み物を自分で注がなくてはならない
(カンの持ち込みがスタジアム全体禁止のため、カンとコップをその場で渡され「自分でここで注いでね」スタイルでした)

などなど…挙げればキリがないほどでしたが
観戦環境はかなりいまいちでした。それでも人が入るのは単純にチームとしての魅力(≒強さ)でしょうかね…。

③初心者はやっぱり参加しづらい

サッカーの場合、野球のように裏表がないため
45分始まると座りっぱなしになります。が、これも初心者からするとかなりハードル高いです。

②でも述べたようにフード購入場所が少ないので
少しの気分転換もできず…ちょっと初心者にはハードル高い印象です。

ただ唯一の救いは「応援コールの簡単さ」(笑)
スポーツビジネスにおいて会場のボルテージは
満足度に大きく影響を与えると思いますが
野球などと比較すると応援方法はシンプル。初見でも団体応援に参加しやすいので、その点は非常によかったです。


④スタジアム導線

スタジアム導線もイマイチ。
出入り口、とりわけ再入場入り口・出口が極端に小さいため
移動導線もスムーズではありませんでした。

また、基本的にはスタジアム外にイベントブースが設けられているのですが
最も見学席が多いエリアと真逆に位置するため、スタジアムとイベントブースの移動導線が最悪。
複数回の行き来というのはかなりしんどい印象でした。


ーーーーーーーーー

スポーツに限らず「させる」「みる」「する」という複数観点で
物事みていければと思います。