人材育成の効率化
こないだテレビで串カツ田中の紹介特番がやっていました。
その中の取り組みとして面白いと感じたのが
主に新人のみで構成された「研修センター」店。
■小伝馬町研修センター店■4月11日新規OPEN!(2018/04/05) | お知らせ|串カツ田中
店舗運営を行う上で
①まとめて行うことで、教育コストが最小限に
②人材レベルの質担保
③クレーム防止
という3つの理由から非常に良い取り組みのように思いました。
①教育コストを最小限に
新人研修を行うにあたり、
1人の新人を各店舗ごとに教育するよりも、まとめて教育できるほうが
教育にかかるコストは最小限にできます。
新卒入社組が数カ月間、全体研修を行うのと同じ理論になります。
②人材レベルの質担保
各店舗に教育を任せると店長など教育者のレベルによって教育に差が生まれる可能性があります。
結果一定のレベルに達するまでの時間にも差が生じえます。
一方研修店で専門のスタッフが教育することで
教育の質が担保され、結果スタッフの人材レベルが一定以上に担保できると考えられます。
③クレーム防止
新人対応で問題となるのが「クレーム対応」。
なれていないため注文のミスや提供時間に時間がかかるなど、ミスが起きる可能性が当然ですが高いくなります。
ですが「研修センター店」と題しドリンク料金を事前に安くすることで
お客さん側も承知の上での来店となるため、クレーム防止に繋がります。
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人材不足の問題は飲食業で大きな課題となっていますが
人材育成の観点もまた1つの論点と考えられるでしょう。他の論点もまた別の機会で述べられればと思います。