コンビニの24時間営業はなくなるのか
数ヶ月前に話題となったコンビニの24時間営業問題。
働き方改革を本格的に進めなくてはならなくなったという状況でしょうか。
働く人を思うと休んで…!とも思いますが
ことコンビニに限っては24時間営業は、エリアは選んだとしても死守するべきだと個人的に思います。
「いつでも空いていること」そのものに価値がある
そもそもスーパーほどの品揃えはないが、いざというときにいつでも・近くに店舗がある
というのが、コンビニ業態のポジショニングといえます。
その点でいうと、自らその強みをなくす手はないはず。
高回転だからこそ保てる品質
参照:
http://www.garbagenews.net/archives/1974643.html
コンビニの商品別売上構成比になりますが
ファストフード・日配食品で約4割をしめます。
コンビニの場合ドミナント戦略がとられており、高頻度での出荷が鮮度や機会損失をなくすためには必要不可欠です。
深夜営業はある意味朝ニーズに向けての出荷ができる時間でもあるため
高頻度での出荷に影響がでる可能性があります。
とはいえ加速する人口減少。どうすれば?
とまぁこんなことはコンビニ側もわかっているはず。
ただそうせざるを得ないのは、人不足が深刻であること、これに尽きます。
この背景には人口減少はもちろんのこと
実店舗の運営を行うオーナーが人件費を負担せねばならない契約内容も大きく寄与しているはずです。
(こういった契約内容の見直しが行われつつあるようですが)
人口減少という強力な外部要因がある以上
根本的な見直しや長期的な投資(無人運営を可能にするための設備投資)を行う必要があるでしょう。