marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

コンビニの出店戦略

店舗の売上に関し影響を及ぼす要因はいくつかありますが
最も大きな影響を及ぼすものは立地の選択でしょう。
見られる指標としては
・商圏の範囲
・自社、競合の出店状況
などなど

なぜ最大要因としてあげるかというと、店舗の移転がそう簡単にできない以上
出店費用がサンクコストとなるからです。
そのため最初の意思決定はきわめて重要になります。

立地選択が重要なことは言わずもがなですが
次に影響を及ぼす要因として、その商圏にあった商品・サービスを提供できるかどうかにあると思っています。

それを踏まえ、セブンイレブンの下記取り組みは非常に有効的であると思います。
(逆に今までしていなかったのがびっくりですが…)

www.ryutsuu.biz

①コンビニならではの品揃えの豊富さ

コンビニの場合、取り扱う商品が多いため
どの商品を取り扱うかが非常に重要ですし、もちろん商圏を考慮する必要があります。

その全てを考えた上で商品棚を埋めることは、全オーナーが独学でできるかというと容易なことではないでしょう。
そう思うと本社からのサポートは必要不可欠といえます。

②標準化した店舗レイアウトでまず展開→修正を続け、独自に対応

とはいえ各店舗すではそういった対応を個別で行っています。
実際各店舗、提供しているアイテムに幅がありきちんと商圏に対応していると思います。

ただ、それはあくまで売っていく中で実際の需要(よく売れるもの)を読み取ってからの対応。

購買傾向はある程度あるはずですし、細かい対応は置いといて共通するものが多いでしょう。
(オフィス立地では酒類が売れにくい等)

とすると、最初のレイアウトや品ぞれはある程度標準化されたパターンの中から最も当てはまるものを選び
あとは細かい需要は、実際に売った上で細かい調整を各オーナーに判断を任せる方が効率的といえるでしょう。



コンビニは最近働き方改革の文脈が話題となっていますが
出店戦略を今後も進めていくのであれば、こういった動きも必要不可欠といえるでしょう。