カーシェアの普及要因
「シェアリングエコノミー」というワードは
すでに一昔前に流行ったぐらいのイメージでしょうか。
最近タイムズカーシェアに登録したのですが
すっかりレンタカーからカーシェアにシフトしました。笑
そもそもシェアリングエコノミーは所有→共有への思考変化に基づくのですが
日本ではUberなどは既得権益との衝突がおこっています。
一方カーシェアに関しては順調に推移。
その理由は
・所有によって生じるコスト削減
・既存サービスとのスイッチ
・シェアリングエコノミーならではの問題点に対する対応(安全性の担保)
にあると考えています。
①所有によって生じるコスト削減
まず第一に所有によるデメリットを明確に解決できる点です。
とくに所有に維持費がかかる商材(家、車)に関しては
共有できることでよりメリットに変わります。
特に車に関しては個人、法人どちらにも維持費のデメリットが生じるため
2方面で展開していくことが可能です。
ちなみにこの2方面で展開できる良さは
・母数が大きくなる
ことに加え
・平日:法人、休日:個人と稼働の分散が可能
があります。
このことから年間通して稼働率があがるため
運営側としても重要な要素となります。
②既存サービスからのスイッチ
カーシェアで主に代替商品として考えられるのが
レンタカーになります。
レンタカーは予約のネット化は進んでいるものの
①店頭での人とのやり取りが必須
②(①により)返却時間に限りがある(開店時間内に返却する必要がある)
③ガソリンの補充が必要(かつ別料金)
以上の内容で不便に感じます。
カーシェアだと
①ネット完結+鍵のやりとりも遠隔(基本的にやり取りなし)
②24時間OK
③ガソリンの補充義務なし(足りなければ、運営側負担により実施)
となり、既存サービスのデメリットを全て解決しています。
そのため、レンタカーという既存サービスを利用していた層を
まるっと奪うことができます。
③安全性への対応
通常のシェアリングエコノミーでの問題点が
共有だからこその「安全性」になります。
ただ現在発展しているカーシェアは消費者同士でのやりとりではなく
あくまで企業と消費者とのやりとりになるため
安全性は高く担保できています。
(実際衝突事故を起こした場合も、24時間サポートセンターにて対応を行っています。)
そのため通常シェアリングエコノミーで問題となる
安全性もクリアできています。
ーーーーーー
以上①~③から
明確に既存サービスに対し優位性があるため、そりゃ普及するようなぁという印象でした。
タイムズカーシェアもっと広まりますように。