企業間のシェアリング
おはようございます。marieです。
シェアリングエコノミーの流れ
ここ数年シェアリングエコノミーの流れが来ています。
有名どころでいうと、AirbnbやUberなどがあります。
そもそもではありますが
シェアリングエコノミーとは、個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスのことである(総務省)
つまり「個人間のやりとり」が大きく既存の枠組みとは異なります。
そのため、「個人間の信頼」をどのように補うかがポイントになります。
シェアリングエコノミーは、既存の枠組みを根底から覆すため
しばしば既存勢力からの批判をうけることもあります。
企業におけるシェアリング
一方、シェアリングに新しい流れが来ています。
これは小売りの棚を使用する権利を貸し出しというものになります。
このサービスは良いものだと思います。その理由は以下2つ。
小売り>メーカーの構図を正しくする
当たり前ではありますが、商品を売るのに棚がなければ売れません。
そのため、メーカーは小売の棚の取り合いに営業としてかなりの労力を割きます。
これらは小売企業が圧倒的な優位な立場にしたてあげるため
小売・メーカー間の交渉において、小売りを有利にする傾向があるのです。
一方シェアリングだと、棚の契約を平等に購入することができるため
小売やメーカー間の関係をゆがめることなく商品提供ができます。
大企業メーカー>中小企業メーカーの構図を正しくする
加えて、メーカー間の関係にも影響を与えます。
どうしても老舗メーカーの商品は、安定的に売れるため
販売実績のない中小企業の商品は、小売りからすると扱われにくいという傾向があります。
一方シェアリングだと、権利さえ獲得すれば販売する権利を得ます。
そのため、中小企業にとっては実績をつくるチャンスを得やすいように思えます。
結果、単純に商品力の勝負になる
シェアリングによって権利を得たら、あとは商品力勝負になります。
このことは消費者にとっても一番利益があることです。
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このように既存の関係性が参入障壁として大きいものを
サービスによって改善できる、という点でとても良いサービスにように思いました。
それではまた