ライブコマースは日本で普及するのか?
中国ではライブコマースがすでに普及し
すでに2億人のユーザーがいるとのこと(https://www.clips-web.co.jp/chinablog/2019/04/15/post-2771/)
一方日本での普及はというと
利用経験は3%に満たないとのことで
中々普及しきっていないようです。
その理由は
①若年層メインのターゲット
②国民性
があると考えています。
若年層のターゲット
日本でのライブコマースで最も有名なのはメルカリですが
ライブコマースメインのアプリダウンロードが中々普及しきっていないのが実情です。
その理由として考えるのが若年層をターゲットとしていることにあります。
スマホが普及しているとはいえ、インスタやツイッターでさえ
ダウンロードしていない30代以上は多く存在します。
若年層だけの普及となると
時間はあってもお金がないため、中々商品購入というとハードルが高くなっているのではないでしょうか?
配信者の母数に限りがある
ライブコマースの魅力の1つは
双方向のやり取り。
そのやり取りにより、詳細な商品や使用感を知れることはライブコマースならではのメリットといえます。
日本でもこの良さは同様で
ライブコマースはインフルエンサーのやり取りそのものに意味があります。
そのやりとりのうえ、蓄積された信頼感をもとに商品を購入します。
つまりその信頼関係が商品販売の条件とすると
そもそも母数に限りが出るのではないでしょうか。
信頼関係なき販売≒押し売り
結果、信頼関係なき販売に対して抵抗感を感じ
商品購入に至らないのではないでしょうか。
そもそもショッピングするうえで、
店員さんに話しかけて欲しい人もいれば、意外と話しかけてほしくないと思う人も多くいるのが日本の国民性です。
そうなったとき、そもそも信頼していない人に売られると
リアル店舗での押し売りのように感じ、購入にいたらないのではと考えています。
(店舗で話しかけられると商品購入する気が薄れるのと同じ状況がおきているのではと思います。)
とはいえ、ライブコマースは新しい商品販売の販路になる可能性はあるので
引き続き観察していきたいとおもいます。