marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

離職率を低下させる要因とは?

人材不足がすすむなか
多大なコストをかけて採用した新卒の転職率があがっているという。

www.nikkei.com


こちらの記事では「転職者をどのように呼び起こすのか」という観点で供述されているが
企業側の立場にたつと、そもそも離職率を低くする動きが活発的になっている。

そもそも離職に関して論点を語る場合
①採用窓口の強化
②定着までのフォロー
③自社ロイヤリティを高める
の大きく3つにわけて考えるべきだと思います。

①採用窓口の強化

そもそも確度の高い人を雇うようにする
という動きが考えられます。

倫理的にどうかは置いといて多く雇って優秀な方数名残れば良い
という思想であればそもそもこの論点は必要にはなりませんが

とはいえ、教育コストもかかることからある程度窓口で精査する必要があるかと思います。

②定着までのフォロー

定着までのフォローとしてできることは色々ありますが
やれることは下記2点。

1.いかに離職予備軍を早くキャッチアップできるかどうか

離職前には必ず黄色信号がでるはずで
それを周りの人間がいかに拾えるかどうかがポイントになります。

2.キャッチアップした内容から適した施策をうつ

キャッチアップした黄色信号が”自社内での環境スイッチによって解消できるものならば”
配置転換をするのが基本的な流れになると思います。
例えば、いまやっている業務に対する不満・人間関係などなど…

③組織単位のロイヤリティを高める

いわゆる”愛社精神をいかに高めるか”になります。
もちろん職業柄会社全体の一体感が生成しにくい組織もあるかと思います。

生成のしやすさは単純に組織の規模に相関するため
チーム<部署<会社
で難易度が高くなるはずです。

ちなみに会社での一体感が高まるとある種”宗教”に近い印象を受けられるかと思います。
宗教的思想が必ずしも良いとはいえませんが
ある意味自分のアイデンティティと会社がリンクするような会社に出会えることはラッキーなことかもしれませんね。