プラットフォーマーの目指すべき方向
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toyokeizai.net
ちょっと楽天が荒れている話ですね。
なぜこのようなことが起こっているのか、要因としては
「プラットフォーマーとしての利益をどこまで追求するのか」
「プラットフォーマーとして何を価値提供するのか」
以上の論点を見誤ることで生じているように思えます。
この観点で近年問題視されている事象として
・楽天問題
・コンビニの利益分配問題(営業時間、契約内容)
・リクルートキャリアDMPフォロー問題
などなど。いろんなできことが起こっています。(広義な意味でのプラットフォーマーとして今回設定します)
そもそも、なぜこういった問題は近年増えつつあるのでしょうか?
正確にいうと、上記内容と似たような事象はおこっていたにも関わらず、近年明るみになっているのはなぜでしょうか。
要因は
SNSやインターネットを通じた、1社対大衆の構造を取りやすいことだと思っています。
というのも今までは1企業対1事業主の構造であり
当たり前ですが、プラットフォーマーとの対立では1個人事業主は対抗することはできません。
異議を唱えたとしても「じゃあやめれば?」と強硬策をうつことができます。
一方SNSの発達により、対プラットフォーマーに対し事業単位でのまとまる、あるいは世論をも味方につけて主張できる点は
今までとは全くことなった動きとなります。
今回の楽天問題も三木谷さんのツイートに対するぷち炎上がもととなっていたり
セブンイレブン問題も弁護士.comからの炎上が原因となっています。
そのため、プラットフォーマーの立ち位置となる企業は
自社の利益追求以外にも目を向けなくてはいけない状況と今後強くなると思っています。
では自社の利益追求にならないためには各社どうすればよいでしょうか。
個人的には下記2点がポイントになると思っています。
①利益配分の調整
やはり儲かりすぎない、がポイントのように思えます。
もちろん利益にちょくに影響を及ぼすロイヤリティ/手数料を調整することは
プラットフォーマーにとって非常にリスクは大きいでしょう。
現にコンビニ業界に目を向けると、各社見直しは行っているものの人件費も含めこの領域に踏み込めているのはセイコーマート・ミニストップなどです。
www.ryutsuu.biz
ここが一番根幹の部分となるでしょう。