アソビルいってきた
今回は昨年度にオープンした商業施設「アソビル」について
備忘録がてら訪問メモを書きます。
横浜のポテンシャル
まずは簡単に横浜の整理を。
言わずもがな関東を代表する都市の1つである横浜。
1日平均の乗降客数は約230万人(2017年度)と日本でも第3位の利用者数を誇ります。
そのため商業施設も多き乱立し
立地でみても駅直結だけで3施設(そごう、ルミネ、マルイ)
他にも徒歩1分以内に高島屋やモアーズなど計8施設存在します。
2020年には駅直結のニュウマンもできるということで
商業施設に大きな影響をあたえる立地の観点でみてもすでに激戦区です。
また
若者向けとしてルミネやマルイ
大人女性向けでニュウマン
大人~シニア向けでそごう、高島屋
とターゲットごとに複数商業施設が存在しており、それだけ魅力的な市場といえるでしょう。
アソビル
そんな中アソビルに行ってきました。
横浜中央郵便局の別館部分がリノベーションされたてられた商業施設です。
で、実際の訪問レポートとしては
盛り上がりは全くなく、新名所として定着するにはいくつか壁があるよう思えました。
①導線が不明確
まず施設そのものへの導線が不明確に感じました。
設立したばかりということ、そしてみなみ東口という再開発エリアのため
アソビルまで標識がなかったりと、「駅直結」をうたっている割にアクセスのしにくさを感じました。
②ターゲットが不明確
施設ができた当初こそうんこミュージアムなど反響があったようですが
そもそもターゲットが不明確のため、館全体のコンセプト一貫性がないように感じました。
こちら館内図ですが
地下一階は大人な雰囲気である一方、4階は子供向け、運動場など
色んなコンテンツがある一方ゆえに全体的な中途半端な印象をうけました。
いまいち盛りきれていない内装とか、ファミリー層が移動しやすい導線だとか。
横浜は戦術した通り、多くの利用客もおりそして商業施設も多く存在しています。
だからこそターゲットを明確にした上で館全体を設計する必要があるように個人的に思います。
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2020年オリンピックに向け開発が進んでおり商業施設の新設を多く聞きますが
今後もどうなっていくのか、見ていきたいと思います。