marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

モンスターエナジー

本日はこちら。
game.watch.impress.co.jp

エナジードリンク市場はレッドブル・モンスターでシェア7割以上と二強となっています。
それぞれの日本国内の販売時期でいうと
レッドブル:2005年
・モンスター:2012年
とモンスターのほうが後発となっています。

とはいえ国内シェアを奪還した理由は何なのでしょうか?

モンスターエナジー

まず基本的なマーケ方針に関して
ターゲットは若者
Product:5種類
Price:レッドブルより割安
Place:コンビニやドレッグストア
Promotion:サンプリングに特化。若者のうち、女性や大学生などにもフォーカス

といった形で基本的にはレッドブルと方針自体は一緒です。
が、モンスターのほうが
コスパの良さを前提に
②マーケ施策のローカライズがうまかったこと
によりシェア拡大したのではないかというのが私の考えです。

コスパの良さ

まず大きな要素はコスパの良さがあるように思えます。
・モンスター:335ml 200円
レッドブル:355 268円
と商品の価格設定がレッドブルよりも割安となっています。

大人からするとさした差ではないですが
ターゲットは若者。大人よりも価格弾力性が強く、コスパの良さそのものは差別要素と十分なりえるでしょう。

②商品ラインナップの豊富さ

続いて商品ラインナップの豊富さです。
レッドブルは基本的にはノーマルとシュガーフリーの2種類のみ。
一方モンスターエナジーは5種類と豊富にあります。

加えて、2019年4月に発売したピンクラベルは女性向け商品としてヒットし
シェア拡大に起因したと考えられます。

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参照:
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/research/00002/00020/?SS=imgview&FD=-1141009464

③よりローカライズしたサンプリング

最後に広告方法です。
どちらもサンプリングに力を入れていますが、とりわけモンスターエナジーはCMを一切うたず
徹底的にイベントでのサンプリングを行います。

その幅は多様でエクストリームスポーツのみならず、ゲームショーなどでも行っており
エクストリームスポーツがさかんではない日本ならではのサンプリングを行っているように思えます。

www.4gamer.net

また、こういったイベントでのサンプリングのみならず
SNSを活用し「#モンスターエナジー大学生超応援」といった大学生へとアプローチも過去実施しています。

twitter.com


レッドブルも「レッドブル Can You Make It 2020!」と学生のみ参加できる
イベント企画を行っていますが内容としてはヨーロッパの横断旅行と
参加ハードルがかなり高いです。

その点投稿するだけで参加できるエナジーイベントは
よりマス向けの企画として日本にあっていたように思えます。


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私はちょうどよい量からレッドブル派でしたが
今後もマーケ施策の参考として見ていきたいです。