野球人口について
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野球人口が減少しているという記事ですが
このこと自体は最近よく問題視されることですが
実は大学野球選手数は増加しているとのことです。
つまり大学までの競技継続率が高まっています。
ではなぜ競技継続率は高まっているのでしょうか?
大学進学において障壁となるのは
主に①経済的要因②そもそも合格できるかどうか③部活動以外での学び
以上3点を整えることができれば、
仮に親が反対した場合でも、説得できる材料になるはずだと個人的に思っています。
というわけで要因は下記3点だと思っています。
①奨学金体制の整い
1つ目は奨学金体制についてです。
大学授業料は安くはありません。
奨学金体制が整うことで、大学進学を経済的要因をまかなえるようになったことが
継続率を高めている要因の1つと考えられます。
奨学金体制の整えに関しては、実際利用者が増えていることから
窓口が広がっていることと推察できます。
②スポーツ推薦の整い
2つ目は入学制度です。
入学方法には一般入試からスポーツ推薦まで多種多様となっています。
そんな中年々推薦入試は増えています。
高校まで勉学にあまり励むことができなかった場合
スポーツ推薦はもちろん、自己推薦も含め一般受験以外の受験方法が増えていることは
大学進学をするにあたり、受験へのハードルを低くしているのではないでしょうか。
ちなみに、スポーツ推薦情報を集約するサイトもあるようです。
推薦入試が増えた/あるいはそういった情報が情報収集がしやすくなったことから
以前だと大学受験を諦めていた学生に対し
窓口が広がり、競技継続をより検討しやすくなったのではないでしょうか?
③スポーツ学部の新設
最後は学部に関してです。
大学以降も競技継続を行う学生はごくごくわずかでしょう。
その場合、大学で野球を行うと同時に大学で何かしら学びがあるほうが良いと思っているはずです。
日本では、2003年早稲田大学に初めてスポーツ科学部とスポーツに関する学部が生まれて以降
学部にスポーツ学部を新設している大学が増えています。(2008年立教大学など)
スポーツ学部では体育の教員免許をとることが基本的には可能であり
個人的な推察にはなりますが
競技継続をしながら教員免許の取得が可能、というメリットは学生にとっても大きな魅力となるはずです。
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以上3点が競技継続率の高くなっている要因かと推察します。
野球人口の減少についてはまた別記事でまとめたいと思います。