marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

中古スマホ②

昨日の続きです。
市場形成に至っていない理由について述べていきたいと思います。

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①中古市場に出回るスマホ数が少ない

まず第一に供給量の不足。
私もなのですが、スマホって機種変しても壊れていない場合手元に残しませんか…?

ちょっとソース元怪しい&古いデータで恐縮ですが
約8割の人が手元に残すとのこと。
なんやかんや中古市場に出回る数の少なさが普及しにくい要因の1つだと思います。

www.garbagenews.net

②購入するのに最低限の知識が必要

①にも付随しますが
基本的には
1.中古販売店ブックオフ
2.中古家電専門店(じゃんぱら
3.プラットフォーム(メルカリ)
などで中古スマホは出回ります。
そもそも①③などはリーチ数(来店数/閲覧数)が多い分
コスパの良い商品はすぐ売れてしまうため、リーチしにくいです。

②はかなり家電色が強いため
来店するにもそもそもハードルがあるでしょう。

仮に①②③いずれかで中古スマホにリーチできたとしても
基本的には商品陳列されているだけなので、自分自身で
A何が問題なのか
B価格に対しスペックは十分なのか
など調べる必要があります。

通常の中古市場でもABは調べていると思いますが、スマホは家電な点ABのハードルが少し高いように思えます。

以上のことから、需要はあれど専門知識が最低限必要のため、結果ユーザーがリーチしにくい点が2つ目の理由です。

③3大キャリアが強い

3つ目は3大キャリアが強い、つまり代替品が強い点が大きいと思っています。

基本的には3大キャリアの場合
修理や故障なども店舗で行うため、買い替えも実施。
その際中古スマホは引き取りを行うことが多いです。
そのため、中古市場に携帯は流れにくいでしょう。

そう思うと中古スマホの主戦場はSIM Free携帯かつ
修理の際は各メーカーとの交渉が必要な格安スマホ
中古スマホが普及するためにはMVNOが普及することは不可欠でしょう。

一方で中々普及しにくいというのが現状のMVNO

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参照:
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=355

理由としては、やはり3大キャリアの手厚いサービスによって乗り換えが生じにくいことが
最大要因だと思っています。

というのも携帯電話はもはや生活必需品。
なくては生活もままならないという人がほとんどですし
携帯電話が壊れたときなどの対応は急ぎのことも多々あるでしょう。
となると、安い格安スマホに切り替えるよりも結局はサービスが手厚い三大キャリアのほうが安心
という方がほとんどなのではないか、というのが最後の仮説です。

最近は三大キャリアもお得なプランを用意していますし
そこまで価格が作用していないこともあるかもしれません。

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以上が市場形成に至っていない要因になります。
ではもしも、自分が中古スマホを扱う店主ならばどうするか。

次回述べたいと思います(中古スマホネタ、ひっぱります。(笑))