marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

コンビニとディスカウントショップの提携

おはようございます。marieです。

人口減少による客数減少や人手不足。
コンビニをはじめとする小売は客数を増やすため、あるいは人手不足を解消するために
様々な取り組みを行っています。

ファミマとドン・キホーテの提携

www.nikkei.com

コンビニ大手のファミリーマートドン・キホーテは提携し、
ドン・キホーテから約半数の日用品を提供すると書いてあります。

この提携は、果たして新たな客層を捉えることができるのでしょうか?
個人的見解では、厳しいように思えます。

ファミマとドン・キホーテの客層

ドン・キホーテの客層は、最寄り品を安く買いたいや主婦層や若者世代です。
一方ファミリーマートの客層は、全方位タイプだといえます。

一見すると、ドン・キホーテに通う主婦や若者たちがファミリーマートに来るため
新たな客数が生まれる構図がみえます。

ただ、主婦層の関心軸は①価格②買回り品の品揃え

だとすると
ファミリーマートで安い買い回り品を買えるようになったからといって来店するのではなく
やはり品揃え豊富という点で、ファミリーマートにいくのではなく、今まで同様スーパーマーケットに通うのではないかと思うのです。

ドン・キホーテのPB「情熱価格」

とはいえ、ドン・キホーテでしか買えない商品がファミリーマートに売っているのならば
ファミリーマートに買うにいくということはあると思います。
それがPBである「情熱価格」の存在です。

ただ、ここにも懸念点が1つ。
それは、ドンキPB「情熱価格」の売りが「価格」であることです。

結局低価格で売るPBならば、最終的にネット通販の方が勝ち得るのです。
その点でドン・キホーテのPBにそこまでの集客力はないように思えるのです。

以上のことから、ファミリーマートドン・キホーテの提携の勝ち筋は
中々見えないように感じます。

それではまた