marie.メモ

日々の出来事・考えを整理するためのブログです。

大学4年間で得たもの

2018年3月31日をもって、学生生活が終了しました。
小学生から続いた学生生活は16年にも及び、とりわけ最後の4年間である大学生は自由すぎる環境と立場に終始「自分は何をすべきなのか?」もがき苦しみつつも、充実した時を過ごすことができました。

この4年間、部活のマネージャー・長期インターン・ゼミ・就職活動…様々な経験をしてきました。
このブログでそれぞれを振り返ることはしませんが、特に大学4年間で得た2点について整理したいと思います。

“バランス”という葛藤

この2年間で感じたことは“バランス感覚”の重要性です。
ここでいうバランス感覚とは、ある事柄に対し両極端のどの点で対応するのかという感覚のことです。

例をあげると、「直感的に行動する人」と「考えてから行動する人」がいます。

何か問題が起こった際、直感的に行動する人はまず情報集めなどできることが取り組むでしょう。一方考えてから行動する人は動く前にどのように行動するのが良いのか、考えてから行動に移ります。右脳派・左脳派という言い方もされます。

私の場合、圧倒的に前者になります。とにかく行動する、その結果無駄足となることもあります。けれども立ち止まるよりはマシだと考えるため(あるいは、考えることができないため)すぐ行動に移るようにしていました。

どちらの人が良いというわけではありません。
大事なのは「直感的に行動するときと考えてから行動するときと、その都度割合を変えることができること」だと思います。
このことは行動する⇔考えるという対比だけでなく、目先⇔未来、想い⇔論理性など、あらゆることの両極端をその都度見極められることが重要なのです。

バランス感覚が良いと、物事(事業や対人関係)を円滑に進めることができます。これは生きていく上で重要なスキルの1つだと思います。

どのようにバランス感覚をつけるのか?

このバランス感覚をつけることは容易なことではありません。ましてや不器用な私にとっては、より困難なことでしょう。
その上でバランス感覚を身につけるために

①自分はどちらの方が得意なのか(直感的に行動/考えてから行動でいうと、直感的に行動する)
②その後行動する際、逆の方を意識的に行ってみる
③適した割合になるまで、その比率を変えながら試してみる

以上の流れをいま行っています。
現時点での仮説では、①〜③を繰り返していれば、バランス感覚が養われると思っているので、しばらくはこの仮説を検証したいと思います。

私が変われるきっかけ

よく「インドにいったら人生が変わった」ということを聞きますが本当なのでしょうか?
たぶんですが、変わる人もいれば変わらない人もいるでしょう。

私の場合における、「人生の分岐点」の共通点について整理しました。

人と会うこと

やはり人が変わるきっかけは“ひと”しかないです。私は自分の人生にとって大きな影響があったとすると、その大半は「運命的な人との出会い」によるものです。
だからこそ仕事が忙しいからといって、外部の人との関わりは絶たず、積極的に会っていかなければならないように思います。

圧倒的実体験

ごくわずかですが、「圧倒的実体験」をした際にも人生観が大きく変わりました。
私の場合、ニューヨークでのスポーツビジネスツアーに参加したことです。
日本で大学生をしていた私では全く体験できなかったことを体験し、感動するというよりもはやショックを受けました(カルチャーショックというものです)。

その「圧倒的な実体験」は私の人生観を変えたものの1つです。

思考の整理をしたとき

定期的に思考を整理する経験はなかったのですが、ごく稀に思考が整理できている状況がありました。
たとえば上司とのミーティングにおける議事録やニューヨークに行っている間の日記がそれにあたります。

そのようにメモをとることで思考が整理され、自分の中で腑に落ちたものは私にとって大きな影響を与えるものとなりました。
どんなに素晴らしい経験をしたとしても、それを振り返らなければ簡単に忘れてしまいます。

社会人として第一歩

自分が大学4年間で学んだことは、大きくまとめると以上のようになります。4年間かけてこれだけしかありませんが、それでも紛れもない自分の経験・そして考えになります。
明日から始まる社会人として第一歩。忙しいからといって人と会うことを疎かにせず、自分の思考を整理し、経験として蓄積していきたいと思います。

その際、自分らしい素直さと真っ直ぐさを忘れずに、まずはできることを1つずつ増やしていきたいです。