あけました
おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
さて、正月といえば?という質問に対して皆さんは何と答えますか?
わたしは迷いますが、箱根駅伝と答えます。
ということで今回は箱根駅伝ということで。
箱根駅伝は私も母校が出ているのでちょくちょく見るのですが
山手線や新宿駅構内の広告とかなり力を入れて広告してますよね。
改めて箱根駅伝の人気について考えてみたいと思います。
①箱根駅伝について
そもそも箱根駅伝は本当に人気があるのか?という点について軽くまとめます。
(言わずもがなかもしれませんが)
まず視聴率についてです。
正月は軒並み視聴率が高くなりますが、
昨年平均視聴率は31%と圧倒的。(なお放映時間は2日合わせて12時間程度。)
※こちら2018年度のもの。それでも平均視聴率は30%弱
※次点でバラエティ番組の20%。
参照:
https://www.videor.co.jp/tvrating/past_tvrating/marathon/02/index.html
観戦客も2日間で100万人に及び、数十億円の経済効果があるとも言われています。
これだけ多くの人に見てもらえるとその分広告宣伝効果も莫大です。
実際、記憶にも新しい東洋大学柏原選手が山の神として優勝した2009年、
その年の大学志望者は前年度比+9000人と大学に対して多大なインパクトを与えています。
参照:http://jsccs.jp/publishing/files/21th_10.pdf
そのため参加大学は駅伝部に多大な費用を費やします。
ちなみに我が母校も駅伝部は特別扱いをうけており
他運動部からすると羨ましい限りでした…。(その分プレッシャーは大変でしょうけども)
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さて、人気なのはわかりましたがなぜここまで人気なのでしょうか?
理由は下記3点かと。
①競合テレビの少なさ
年末年始はテレビの視聴数も高まりますが
ゴールデンタイムの場合どのテレビ局も特番ばかりです。
一方三が日のお昼という時間帯は競合番組が少なくそもそも視聴してもらえる可能性が高いからでしょう。
見るものないからとりあえずつけているという層が多いのではないでしょうか。
②ターゲットが広い
次に視聴ターゲットの広さが要因のように思えます。
大学というくくりは出身者も多く、年を経るごとに応援団が増えるようなイメージです。
もちろん一部メンバーしか興味がないでしょうが
それでも、早稲田大学だけでも入学者数は年間5万人。1%が視聴したとしても毎年500人ずつファンが増えていくということで
年配はもちろん、若い世代も少数ながら巻き込めるはずです。
③結局お涙ものに弱い国民性
甲子園人気と親しいように思えますが
日本はお涙ものに弱いと思います。例えば、頑張ってつなげたたすきが目の前で繋がらなかったとか。
駅伝はシンプルであるがゆえ、1位が激走すればするほど繰り上げスタートが行われるため
そういった場面が多く見受けられます。
結局こういったストーリーが確実に起きる状況である箱根駅伝は
コンテンツとして日本人の国民性として好みなのではないでしょうか?これに関しては完全な主観にはなりますが、、、
(少々棘のある言い方ですが)
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私自身は実家にいるときはみてましたがここ最近はみていませんが
今年は見てみようかなと思います。