スーパーマーケットのレストラン化
おはようございます。marieです。
スーパーマーケットの戦略
スーパーマーケットに限ったことではないですが、
人不足問題に直面しています。
ベルクのように、スーパーマーケットの中
人不足を解消するために「全店舗の徹底的な画一化」によるコスト削減をはかる企業もいます。
一方、こういった企業とは真逆な戦略をとる企業も存在します。
手間暇かけてお惣菜充実。それだけ?
人手が必要となり、運営としては悩ましいお惣菜ですが
その手軽さから、消費者からのニーズは一定数あります。
そういったお惣菜を充実させて
顧客を呼ぼうとしているのがヨークマート。
しかし、ただお惣菜を増やすだけではなく、きちんと顧客を囲う工夫がされているように思えます。
- もう一つの目玉、地場商品
地場商品に大きく打ち出すことで
「新鮮で安心な」野菜を購入できるという印象を与えます。
安さよりも、割高でも新鮮でおいしい食材を求める層への訴求を促します。
- 価格で勝負する分野をはっきりと
お惣菜は力を入れるとして…
飲み物など商品自体に他社スーパーと違いがないものはEDLPに振り切って販売しています。
このように差別化商品と格安商品を明確にわけることで
値段でしか動かない顧客層も店内へと呼ぶことができます。
- 店内のレストラン化
店内には、出来立てピザや入れたてコーヒーを食べることができます。
このように軽食を「手軽に、店内で」食べるようにしたことで
顧客単価が高まります。
また、「格安レストラン」という印象を与えることで
通常の買い物以外の来店目的による来店も見込めます。
ーーーーーー
人件費はよりかかってしまいますが
それ以上に顧客を呼び、収益をだすことでその問題にこたえているようにおもえます。
それではまた